2010年10月13日

真夜中のお菓子

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真夜中のお菓子作りが、こんなに楽しいのは何故だろう。
冷蔵庫に、食品庫に、何があるかな?と覗くところから始まって。


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今日はハンドミキサーを使おうか、それとも手を使おうか。
そんな選定も、実は結構楽しかったりする。
うん、ワンボウルにしたいから、これで行こう。
頭の中でなんとなくレシピと手順を組み立てたら、早速出陣。

まずは発酵バターとグラニュー糖を目分量で1:1、白くなるまですりまぜて。
お次は卵を1個割りいれて、なめらかになるまでくるくるまぜて。
最後に小麦を砂糖のちょうど2倍(ただしやっぱり目分量)。
ふるって入れて、さっくり混ぜて・・・。


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これにて、生地は完成。
あとは小さく掬って、ワッフルメーカーにぽとんと落として、7分間焼いたら出来上がり。
ケーキクーラーの上に、お菓子が少しずつ増えていく光景が、なんだか可愛い。


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ガレットともワッフルともつかない曖昧な焼き菓子は、とても優しい匂いがしました。












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2010年08月13日

梅の酢漬け

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何だと思いますか?
卵の黄身の醤油漬け?
いえいえ、違います。


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梅なんです。
梅の、酢漬け。
梅酢漬け、じゃないですよ。
梅の実を、食酢と少しの砂糖で漬けたものです。


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そーっとスプーンを入れると、びっくりするほど柔らかくなった皮の下から、
これまたびっくりするほど柔らかくとろとろになった実が現れます。
夏バテ対策に梅干は食べたいけれど塩分が気になる、
夏バテ対策に梅紫蘇ジュースを飲みたいけれど糖分が気になる、
夏バテ対策に梅の実のカリカリ甘漬けを食べたいけれど糖分が気になる、
という方に、ぜひおすすめ。
酸っぱいのが好きな方はそのままお召し上がりになってもいいですし、お料理にも使えます。
勿論、漬けた酢の方も、酢ドリンクやドレッシングの材料になります。

作り方は簡単。
梅の実の時期になったら、梅干し用の梅の実を綺麗に洗い、
広口瓶に入れて食酢を注ぎ、お好みでほんの少しの(あるいはしっかり)砂糖を加え、
あとは暗所に置いて柔らかくなるまで待つだけ(1〜2ケ月)。
糖分が絶対に嫌、という方は、砂糖に代えて甘味料でもかまいません。
この漬け方の砂糖の役目は、味付けだけだからです。

とは言っても、これから作るのはもう無理なので、
次の梅の季節まで待たないといけませんが・・・(すみません)。
もしも興味のある方は、来年お試し下さいね。
久しぶりに、ラビットレシピでした。


追伸.
今日は、迎え盆でしたね。
ラビット宅でも、お昼からお盆さんをお迎えしました。
お盆が来ると、夏も終わりだな、と思います。
今夜は、空気がいつもより一段、しみじみとしているようです。









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2010年02月07日

ローズヒップ酒 with スピリタス

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先日のこと。

なんとなく(ほんとになんとなく)、ドライのローズヒップでローズヒップ酒を作りたいな、と思い、
「でも、ドライで果実酒なんて出来るんだろうか?」と考えていて、はたと気付きました。

出来るに決まってる。
だって、お菓子を作るときに、レーズンをラム酒で漬けるとちゃんと戻るじゃない?

ということで、早速作ってみました。
ただし、今回のは完全に「いたずら」に過ぎないので、
使った容器は大きめのみかんくらいの大きさのガラス瓶です。
「ごっこ」や「わすら」には、こんなミニスケールがいいですね。
万一仕上がりがお気に召さなくても、これなら被害が少なくて済みます。

でも、スケールが小さくても、手順だけはいつもの通り。
まず瓶に氷砂糖を一段分敷き詰め(10粒くらい)、
その上から、いつもお茶として飲んでいるローズヒップの細粒タイプをざらざら・・・。
その上から更に氷砂糖を15粒程度。
この時点で、既に瓶の半分ほどが埋まりました。

さて、そこにお酒を注いでいくのですが、今回は抽出を早めたかったので、
(いたずらのときは、じっくり3ヶ月待つより、すぐに結果が見たいものなのです)
まず最初にスピリタスを、氷砂糖が浸るくらいまで。
うーん、やっぱりスピリタスの威力は凄い。
すぐに色が出てきました。
少し振ってなじませたあと、今度はホワイトリカーを口のところまで一杯に注いで出来上がり。
あとは、1日1回ほど揺すりながら、氷砂糖が溶けるのを待つだけです。


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ちなみに、ここでお酒をスピリタスだけにしないのは、アルコールだけだと、砂糖が溶けないから。
以前にもご紹介しましたが、スピリタスはほぼ純粋なエタノールです。)
普通の生の果実であれば、果実そのものの水分があるのでスピリタスだけでも大丈夫なのですが、
今回はドライの果実を使用したので、水分も含むホワイトリカーを使う必要があったのでした。
また、ローズヒップに含まれる水溶性成分も、水分がないと抽出されてくれませんしね。
水分、糖分、アルコールのバランスが、果実酒作りの最大のポイントです。
(「バランスが肝心」という短編は、ロアルド・ダールでしたっけ?それともローレンス・ブロック?)


ところで、今日も物凄い風が吹いています。
空気が乾燥しているので、土煙で外が黄色く煙っているほど。
こういう日は、家でおとなしくしているに限ります。
ま、だからこそ、「てわすら」などもしてみたくなるのですが・・・。


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雲も飛ばされてしまって、影すら見えません。
この風で、寒さも飛んでいってくれるかな。

そういえば、今年はまだ福寿草が咲かない。
いつもならば、節分の頃には満開になっているのですが・・・。
水仙の芽が出る方が早いなんて、やっぱり寒さが効いてしまっているんでしょうね。
今週こそは、寒さが緩みますように。









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2009年12月30日

甘さひかえめ、梔子風味のきんとん

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こちらは、生白餡と梔子の実のきんとんです。
今年は秋にサボって剥き生栗の冷凍を作っておかなかったので、
「実」は白隠元豆の甘納豆で代用しました。
栗の甘露煮作りがなければ、きんとんは比較的短時間で出来ますね。
梔子の実を少なめの水で煮出して色をとり、
そこに生白餡と少しの砂糖を入れ、とろ火にかけながら練るだけ。
本当は、砂糖をたっぷり使って艶が出るまで練るものなのでしょうが、
薄味好みのため、黒豆のときと同じで、
ここでも砂糖は通常のレシピよりもずっと少量、
生地がやっと滑らかにまとまる量しか入れません。
1、2日で食べ切ってしまえば、分離の心配もないです。
緩くない程度まで水分が飛んだら、
最後にお義理程度に甘納豆を入れて出来上がり。
お義理程度、というのは、生栗から家で煮たものでもない限り、
実は余ってしまうから。
餡の部分がみずみずしくて梔子の風味がして美味しいので、
甘いだけの固い実は無意識に避けられてしまうみたいです・・・。
でも入れないわけにもいきませんしね。
だから、形だけ。

それにしても、梔子の色は本当に綺麗。
(薄い緑の器に重ねて、「裏山吹」を表現してみました。)
あと、なんといっても風味がいいです。
きんとんに梔子を使うのは、色だけじゃなくて、
この風味のせいでもあるはず。

ちなみにこちらは、昨日の黒豆の一日後の姿。
順調に水気を吸ってふっくらしています。


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今年も、残るところあと二日ですね。
どうにかつつがなく、お正月を迎える準備が整いそうです。









ラベル:季節 料理
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みかん酒 with Spirytus Rektyfikowany

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今日は寒いですね。
今朝は、8時過ぎても気温は氷点下でした。

でも、そんな極寒の中でも、
朝から暖房もつけずに作業している物好きもいます。
(私のことです。)

何をしていたかというと、みかん酒作り。

みかん(秋に自分で収穫した酸味の強いもの)を10個、
ぬるま湯で丁寧に洗って、
皮を剥いてヘタの部分だけ取り除き、実は半分に割ります。
小さめの保存瓶に、氷砂糖100g程度と交互に詰めていき、
最後に皮を載せて、上からホワイトリカーを注ぐのですが、さて。

実は今回、仕上げにもう一つスピリッツを使っています。
それは、こちらのお酒。


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その名もスピリタスと言いまして、ウォッカの一種なのですが、
なんとアルコール度数が95度もあるんです。
明らかに、火気厳禁。
つまり、暖房もつけずに作業していたのには、
こうしてちゃんと理由があったのですね。
Wikipedia によりますと、「世界最強の酒」。
裏返してラベルを見ると、


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この通り。
蒸留すること70数回。
ほんとに最強です。
Wikipedia は更に言っています。


また、水との共沸混合物となっていることから、蒸留によりこれ以上の純度に精製する事は不可能である。



なるほど・・・どんな世界にも、限界に挑戦する人はいるんですね・・・。
この他、

「家庭用消毒薬として戸棚に常備したり」

「家庭でチェリーなどの果実を漬け込んで果実酒を造るのにも使用され、そのまま飲む習慣はない。」

などとも書いてありました。
それはそうです。
だって、キャップを開けると完全に、
薬局で売ってる遮光瓶入りの消毒用エチルアルコールの匂いだもの。
(このキャップは、ちょっと可愛いです。)


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さて、それはともかくとして、続きを。
先ほどみかんと氷砂糖を詰めた保存瓶の3分の2あたりまで、
普通のホワイトリカーを注ぎました。
その上層に、スピリタスを静かに注いで行くのですが・・・。

と、注いだ瞬間に、みかんの皮がめりめりと音をたてた!
瞬時にぶわっと皮が立ち上がります。
純度の高いアルコールが触れたことによって、
みかんの皮のぷちぷちから精油が一気に抽出され、
それが結果としてそういう皮の行動に転換されたようです。
なんだか・・・果実酒作りというより、気分は殆ど実験。

でも、これで目論見は達成されました。
そう、何故今回スピリタスを使ったかというと、
皮の香りを一気に抽出することにより、
鮮度の高い香りをみかん酒に付与したかったから。
きっと、1、2日で皮は引き上げることが出来るでしょう。

何しろ、ホワイトリカーを使わずにスピリタスだけで果実酒を作ると、
みかん酒でも、ゆず酒でも、いちご酒でも何でも、
通常3ヶ月かかるところを、1日で完成するんだとか。
恐るべし、スピリタス。
でも、いちごやさくらんぼのように
フレッシュ感が命の素材で果実酒を作るときには、
本当に最適の材料ですね。
香り付け、色付け用の抽出液を、即席で少量作るのに便利です。
季節になったらやってみよう。


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それにしても、果実酒を仕込んだ瓶って、本当に綺麗。
そこにあるだけで、なんとなく豊かな気分になります。









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